クルマ選びのポイント

クルマの買い替え時は、ある日突然やってきます。
それは、自分のライフスタイルが変わった時や、故障や事故で買い換えざるを得ないことになった時かもしれません。
では、その時に車種を選ぶポイントを、自動車販売経験者の目線で、経済的な要素を加えたポイントをいくつか
挙げてみたいと思います。

1.普段は何人で乗ることが多いか
  これによって、選ぶクルマのカテゴリーがざっくり決まります。
  普段一人で乗るだけであれば、1500ccくらいまでのコンパクトか2500㏄くらいまでのセダンタイプが良いと思います。
  たまに彼女を乗せてちょっとした旅行の荷物を載せるくらいであれば必要十分です。
  セダンはオヤジくさいと言われますが、そこは選ぶ人のセンスが光る部分ですね。
  毎週末ファミリーで乗ることが多いのであれば、必然的にワゴンタイプになりますが、気をつけたいのは
  無駄に大きなワゴンタイプの車種を選ばないことが大切です。それはなぜかということは後述します。

2.どんな道を走ることが多いか
  これによってクルマの選択を誤ると、クルマの寿命に直結します。
  というのは、例えば毎日通勤でクルマを使う場合、片道30分程度であれば、信号もそこそこあるでしょうから、
  排気量が大きい車だと燃費が非常に悪くなるので、軽自動車やコンパクトな車種が良いと思います。
  逆に片道1時間以上走るとなるとある程度高速道路やバイパスのような信号のない道路を走ることが多くなる
  と思いますので、こちらは排気量が大きめがよいと思います。
  排気量が小さい車だと、パワーをそこそこ使い、燃費が悪くなりがちです。軽自動車であればなおさらです。
  パワーを使うということはそれなりにクルマに負荷をかけることですから、クルマの寿命にも影響がでます。
  それと運転していたあとの疲労感も違いが出てきます。

3.子どものいるかどうか
  私自身もそうですが、子育てファミリーは、突然大きな出費に見舞われます。子どもにまつわることや住居にまつわることなど
  働いて収入もありますが、この時期はいろいろとお金がかかるものです。ですから、その分クルマに回すお金を圧縮せざるを得ない
  状況があると思います。
  その場合、クルマを維持していくためにどれくらいのお金がかかるのか、ある程度シミュレーションをしておくことが大切です。
  先ほど1.でファミリーはワゴンタイプが便利と述べましたが、ワゴンタイプはいろいろお金がかかります。
  例えば、オイル交換などの半年に1回程度交換を要する消耗品は、セダンタイプとそんなに変わりませんが、2~3万キロくらい
  走るとタイヤを交換しなくてはならなくなります。このタイヤが、ワゴンタイプになるとサイズが大きくなり、セダンタイプの
  2倍近い値段に跳ね上がります。また、車重が重くなるため、燃費はセダンやコンパクトに比べて当然悪くなります。
  それとこの車重のせいで、車検の時にかかってくる自動車重量税が、エコカー適用外であると、セダンタイプは車両重量が
  大体1.5トン以下なので24,600円。ところが、ワゴンタイプで特にワンボックスは2トン近くあるので32,800円。
  フルサイズのワンボックスになると2トンを超え、41,000円とどんどん高くなります。(2014年8月現在)
  ですから、いたずらに大きなクルマをチョイスすると維持費という形で重くのしかかってきます。
  
また、税制改革で自動車関連の税額がここ数年のうちに変わってくるので、いつ買い替えるかとか上記以外にも
何年乗るかとかクルマを使って何をしたいかなども考慮に入れるとよいかと思います。
いろいろ申し上げましたが、新車も中古車もクルマ選びは楽しい反面、こういった点を考慮に入れないと、
あとで後悔することになるかもしれません。